今回は、私が独立・開業することになったきっかけや、どんな準備をしたのか?についてお話します。
きっかけを得る → 情報を集める → 自分の頭で考える → 計画を立てる → 行動する → 課題が出てくる → 新たな情報・ヒントを集めて、他の人からも助言をもらう → 軌道修正して、計画を立て直す → また行動する の繰り返しです。
もし「今の仕事を辞めて、自分のやりたいことで独立したい!」と考えている方がいるとしたら「でも仕事を辞めるのはやっぱり怖いし、どんな準備が必要なのかもわからない…。」と、心配や不安に感じていることが多いと思います。私もそうでした 笑。
でも心配しているだけでは、なにも前進しません。自分の頭で考えて行動するしかありません。
ステップ1【きっかけ】を得る
きっかけを得るのは、ほんの一瞬の出来事です。「自分で行動しよう!」という決意がみなぎってくれば、ステップ1はクリアしています。私のきっかけは「知っている人は知っている、知らない人には、ただの怪しいマッチョライオン」リベ大の両学長を知ったことでした。
「リベなんて初めて聞いた。」という方、「もう知っているよ。」とニンマリした方、「リベの価値観は合わないと思っていたけど、もう1回話を聞いてみようか。」という柔軟な方は、この先もお読みください。
リベ大とは、リベラルアーツ大学の通称です。2023年2月現在、チャンネル登録者数229万人です。
【リベラルアーツ大学とは】日本一自由なIT会社の社長(兼、投資家)の両と、有志のスタッフが運営しているWebコンテンツの総称。「自由に生きる人を増やしたい!」という想いのもと、《時間の自由》《経済的自立》《精神的自立》を得るために必要な知識を様々な形で配信しています。(概要欄より抜粋。)
私は2020年6月ころ、初めてユーチューブでリベ大の動画を見ました。最初のころは、やたらオススメ欄に出てくる怪しいライオンのアイコンに、警戒レベルマックスでした。「怪しすぎる…。どうせ、しょうもない内容でしょ?」と。
「1つだけ試しに動画を見てみるか。損したとしても、約10分の視聴時間だけだし。」2回目「おや?このライオンは意外とまともなこと言っているのでは…。」3回目「いや、もしかして人生に大切な情報・考え方を伝えてくれているのかも…。」と、徐々に印象が変わってきました。まさか怪しいライオンの影響を受けて人生が変わることになるとは…。4~5年前は、微塵も考えていませんでした。
動画を見て学ぶという行動は、前提としてネット環境が必要であったり、自分の時間は消費しますが、自分が「これはタメになる情報だ。」と判断し、「その人から素直に学ぼう。」という意識さえあれば、これほど安く早く有益で効率的な学習方法はないと思います。
2018年10月から配信開始され、約5年間ほぼ毎日投稿されているので、恐らく1,000本以上の動画があります。全部見るのは難しいと思うので、「両学長 ○○」と気になるキーワードを検索すれば、必要な情報を得ることができます。
私はリベの回し者でもなんでもないのですが、2020年に本も出ています。特に、若い世代、中学生、高校生、大学生、そして新社会人などに読んでほしい1冊です。でも、40代になっても、70代になっても「今日が人生で一番若い日」ですので、学んで行動し続けることが大事ですね。
何より大事なのは、「自分の頭で考えて判断して行動する」ことです。他人の考えを鵜呑みにしたり、妄信してしまうようなことは、してはいけません。なぜなら、他人が自分の人生を勝手に良くしてくれることは、ないからです。自分を知り、自分の人生をより良くするために行動ができるのは、自分しかいません。
人生の転機やきっかけは、人それぞれです。本当に大事なことなので、繰り返しお伝えしますが「今日が人生で一番若い日」です。「自分の頭で考えて判断して行動」するようにしましょう。
ステップ2【価値観マップ】を作る
これが全ての出発点と言っても過言ではありません。「自分は人生でなにを大切にしたいのか?」を、まずハッキリさせましょう。ここがブレてしまうと「自分はどこを目指しているのか?」がわからなくなってしまいます。迷った時には、価値観マップを見て「大切にしているもの」を再確認するのです。「両学長 価値観マップ」で検索です。
価値観マップは、一度作ったら終わりではありません。自分のペースで見直して、書き換えていくことが大切です。1年前に目標にしていたことが、1年後に達成しているかもしれません。半年前には思いもしなかったことを、今、やりたくなっているかもしれません。時々、アップデートしていくことこそが肝要であると思っています。
価値観マップは手書きで作ることもできますし、マインドマイスターのページから無料でパソコン上で作ることもできます。
ステップ3【リスク】を知る
リスクとは、危険という意味ではありません。「可能性の振れ幅」のことです。リスクが大きいとは、大成功するかもしれないけど、大失敗もするかもしれないという意味で、振れ幅が大きいことを意味します。逆に、リスクが小さいとは、成功しても成果が小さく、失敗しても損失が小さい、振れ幅が狭いということを意味します。「両学長 リスク許容度」で検索です。
「難破船と3人の乗客」というアニメ動画は、面白くてタメになります。
独立・開業を考える時は、まずは「自分がどれだけのリスクが負えるのか?」という「リスク許容度」を知ることが大切です。具体的には、パートナー(夫または妻)がいる・いない、扶養するべき子ども(または老親など)がいる・いない、生活防衛資金(収入がゼロになっても1~2年は生活できる)がある・ない、ローン(家や車などの借金)がある・ない、人によって条件や環境は異なるので、取れるリスクの大きさも人それぞれです。
リスクを取る・取らないという話は、人それぞれの考え方・感じ方の問題でもありますし、同じ人であっても環境や年齢が変われば変化します。その人がどんな選択をする・しないというのも自由です。他人から強制されるものではありません。
ただ、今の世の中は変化が速いため、何もしないことこそ最大のリスクになり得ます。今までの「何もしない」という決断の積み重ねが「今」という結果に辿りついている、という言い方もできます。
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今までは「公務員の仕事」「銀行に預金」「現状を維持」などは、リスクが低いものと思われてきました。しかし、完全なリスクゼロ、ではないのです。大事なのは「リスクを完全なゼロにすること」や「保証を求めること」ではなくて「このチャレンジをして成功すれば、リターンがこのくらい得られる。失敗してもこのくらいのリスクで済む。」というように、今の自分が許容できるリスクを判断しながら、リターンを求めていく姿勢が大事だと考えます。
少し余談ですが、大きなリスクを負えば大きなリターンも見込めるのが普通です。しかし、世の中にはハイリスクだけどリターンがないようなものもたくさんあります。例えば「誰でも簡単に短期間でたくさん稼げるよ。」という甘い言葉です。「あなただけに、お得な情報を」って、なぜ自分にだけにおいしい話がくるのでしょう?詐欺師がカモを捕まえるための常とう手段だからです。そんな話が本当なら、今ごろみんな大金持ちです。しかし、人間は欲望にとても弱い生き物ですので「詐欺の被害にあった」というような悲しいニュースが絶えることがありません。守る力を高めていきたいところです。
ステップ4【生活防衛資金】を確保する
生活防衛資金は、自分の1年間の支出を把握しなければ始まりません。家計への負担が大きい6大固定費(通信費・光熱費・保険・家・車・税金)の削減できるものは、とにかく削減します。「両学長 生活防衛資金」「固定費」で検索です。
「1か月10万円以内で暮らせる」という人なら、生活防衛資金は120万円×2年分=240万円くらいあれば大丈夫でしょう。「なんだかんだ生活費は1か月20万円くらいかかる」という人なら、生活防衛資金は240万円×2年分=480万円くらい必要になるでしょう。これはあくまで目安の額です、人によってそれぞれ異なりますのでご注意ください。
まとめ
私の意識が変わったきっかけは、リベ大の両学長でした。
まず、価値観マップを作り「自分はなにを大切にしたいのか」をハッキリさせます。
そして、自分の取れるリスクの範囲を見極めます。
さらに、生活防衛資金を貯めて、もしもの時に備えます。
手前味噌ですが「生活防衛資金を貯めることができる」ということ自体、すでにある程度の「貯める力」「守る力」「使う力」が備わっている、ということなのかもしれません。
当ブログでは、わかりやすく問題解決につながるコンテンツを目指しておりますので、随時、加筆・修正しております。「ここを詳しく」等のご意見をコメント欄にお寄せくださると嬉しいです。
今回も最後までお読みいただきまして、本当にありがとうございました~。
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