後見人の業務として、家庭裁判所への5月定期報告を3件、準備中です。
その定期報告と同時に提出する報酬付与申立(見込み24万円×3件=72万円)も作成中です。
被後見人の支援を1年間行い、その適正な対価として、ようやくいただける報酬になります。
所定の報告書に入力し、必要な資料のコピーを取り、5/1以降に家裁へ提出します。
この辺の作業手順や段取りは、公務員18年の経験が活きていますし、
以前は、提出後に「これ修正して」「あれ追加で出して」って言われたこともありましたが、
4年前の独立当初よりは減って、今はほとんど修正や追加は、ありません。
これはもう、実践による経験知ですね。
「家裁の立場からしたら、この資料は必要だろうな」みたいな判断ができちゃいます。
5月定期報告であれば、5/1から5/31までに出せば良いのです。
しかし、家裁から報酬付与決定が出るのは、提出してから1~2週間かかりますので、
早く決定が欲しい場合は、自分が早く提出するしかないのです。
4月定期報告は0件でしたので、毎月安定的な収入が入るわけではありません。
自分の準備次第で、少しでも早く収入が得られるなら、がんばってしまいますよ、そりゃ。
現時点で20人の後見をしていて、あと2人の成年後見等開始申立を同時進行中ですので、
来年は、今のところ、年22人、月平均で1.8人、となる見込みです。
つまり、年収見込みは528万円、月収見込みは43.2万円、となる予定です。
よぉ、がんばった、自分。
もっと収入を増やしたければ「もっとがんばる」という選択肢もありますが、
私は「時間的な自由、精神的な自由を取り戻したい」という思いがあって独立したので、
収入としては、すでに普段の生活費を得て、NISAも順調に積み立てていけるくらいの
十分な水準の収入があるので「もう充分かなー」と思っております。
「あとちょっと、あとちょっと」って進むと、終わりが見えないですからね。
すなわち「自ら後見を積極的に引き受ける」フェーズは終了し、
「約20人の後見をしながら」「単発で後見等開始申立のお手伝いは続ける」
というフェーズに移行したのだと思います。
生活の満足度を下げずに固定費をできるだけ削減し、家計管理をすることによって、
「収支を見える可」していった成果ですね。
実働時間について。
1日8時間×週5日=40時間労働、ではありません。
個人事業主は、自分が工夫して効率的に働くことで、できるだけ短くできちゃうのです。
しっかり測ったことはありませんが、体感として1日4~5時間、週20~25時間って感じかな。
要は、収入も、働く時間も、ガッチガチに他人に決められているのではなく、
ある程度、自分で自由にカスタマイズできちゃうのです。
その代わり、誰も責任とってくれません。
何かあれば、全て自分の責任です。
突発的なことが起こり、しばらくその対応に追われる、なんてこともあり得ます。
他人と協力することは大切だとわかっているし、必要な連携は取れるけど、
なるべく多くの時間は、自分一人で集中して仕事したい、って人は、
独立・開業しちゃいましょう。
でも、無理してまで、とは言えません。
「自分が何を大事にしたいか」「何を捨ててもよいか」
熟慮を重ねて、バランスを見極めましょう。
「やっぱり、雇われの方が自分には合っているんだな」って結論に至るのも、
それはそれで素晴らしいことで、検討を重ねたことは無駄なことではありませんよ。
きっと人生のどこかで、その経験が活きてくるはずです。
あとは、自分の解釈と行動次第です。
幸運にも、今の日本、今の時代、という同じ環境を生きているもの同士として一緒に、
しかしながら、それぞれ自分のペースで、歩んでいきましょう。
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