原点

雑想記

前回は、簡単に「2023年 上半期の振り返り」をしてみました。

そしたら「なんで公務員辞めたんだっけ?」「どうして成年後見の仕事しているんだっけ?」と、今の自分の行動の原点まで振り返ってみようかな、という気分になったのでちょっとだけ。

30代までと、40代から

30代までの自分はずっと、すでに終わってしまって考えてもしょうがないことに対して、ウジウジと悩むだけ悩んで、結局、何も行動しないタイプ、だったように思います。

40代になってからの自分は、「過去なんか振り返ったってしゃーない。次に行こ、次。」と、すぐに気持ちを切り替えるタイプになりました(なったつもりです)。

日本人の平均寿命がザックリ80才だとしたら、人生も半分の折り返し地点を過ぎて、良い意味で開き直ることができるようになったんでしょうかねw

曲がりなりにも40年生きてきて、それなりの経験(自分にとって自信になった小さな成功体験や、思い出すと赤面しそうな恥ずかしいような大失敗も)をしてきて、「今後も同じような感じで公務員として退職まで勤め上げるのかなぁ。」と漠然としていて、これからのことや本当にやりたいことなんか、あまり真剣に考えていなかったような気がします。

「なるようにしか、ならんか。」と。

価値観のアップデート

そしたら今から3年前、2020(令和2)年6月30日、コロナのパンデミックが真っ盛りのころですか、ユーチューブでやたらとオススメに出てきたリベ大の両学長の動画をクリックしてしまったわけですよ。これが運命の分かれ道。

(お金の大学 両@リベ大学長 著、朝日新聞出版 発行、1,400円+税)

もう、今までの自分の価値観がぐわんぐわんと激しく揺さぶられましたね。

「今日が人生でいちばん若い日。」学び始めて行動し始めるのは、いつからでもOK。すでに40代だからもう手遅れだよ、なんて言い訳はできないってことですよね。それは20代でも60代でも80代でも、今日が人生でいちばん若い日であることに変わりありません。みんな同じ条件なんだから、言い訳するよりも、学び始めて行動し始めて、人生を楽しみなはれ、という強力なメッセージを受取りました。

以前の記事で書いたように、ちょうど40才になったころ、2019(令和元)年3月にもらい事故に遭って、人生について少し考えてみる時期はありました。

「なるようにしか、ならんか。」なんて考えていたら、あっと言う間に人生終わってまうぞ。

「いつ死ぬかわからないんだから、やりたいことをやってみよう。」と。

今思えばそれも転機の一つには違いないのですが、ただ、具体的に「これをやってみたいぞ!」という思いや熱意までは、当時は湧き上がってこなかったんですよね。事故で一瞬「あっ、死んだかも。」と思ったにも関わらず。

2020(令和2)年6月の両ショックは、そのもらい事故の衝撃よりはるかに強いインパクトだったのです。

「今までの自分の経験を活かして」「両学長のこの考え方を取り入れて」「この方法なら、合わせ技一本で、自分がやってみたいこと、やれるんじゃね?」と思っちゃったわけですよ。

もう少し具体的に言えば、「成年後見を仕事にすれば、守る力のない人(障害者や認知症の高齢者)の、守る力になることができるのではないか?」と。

「オレオレ詐欺に遭って、何百万円もだまし取られた。」とか、そういう悲しいニュースを聞きたくないんじゃ。所詮、一人ではできることに限界はあるけど、一人でも被害者を減らす役に立てるなら、やってみよう、という気持ちだったことを思い出しました。

将来的には、成年後見制度が正しく理解されて、広く一般の方も後見を担うようになれば、「騙されてお金を失ってしまう悲しい人」や「人を騙してお金を湯水のように使ってしまう、心の寂しい人」を減らすことができて、逆に「支援を受けて、騙されずにお金を大切に使うことができる幸せな人」や「支援をして、騙されそうな人を助けて適正な報酬をもらえる、心の優しい人」が増えるのではないか、という大きな展望もありますが、それはまた別のお話。

ちょっとカッコつけ過ぎましたが、3年前の原点を振り返ることができました。

経済的・精神的・時間的な自由

カッコつけた後は、エゴっぽく聞こえるかも知れませんが、「自分のためにしている行動でもある。」ということも、ウソ偽りなく書いておこうか、と思います。

公務員時代は、職場の人たちは良い人ばかりで、お給料も毎月入り、半年に1回は勤勉手当(ボーナス)まである、なんてホワイトな職場でしょう。でも、ずっと鬱屈としていました。

鬱屈としていた理由は、 自由がなかったから = 自己決定権が満たされていなかったから だと考えています。

公務員の仕事内容は、自分がやりたいことをやれる、ということはありません。組織の計画に沿って、上司の指示に従って、ごくまれにいらっしゃる理不尽なお客様にも対応し、日々がんばっているからと言って誰から感謝されることもなく、うまくこなせて当たり前で、ミスがあろうものなら容赦なく叩かれてしまいます。

しかも年々、職員数は減るのに、業務量は増えていく一方。コロナもあり、マイナンバーカードもあり、あれも兼務、これも兼務で、付け焼刃の知識で多数の業務を場当たり的にこなしている状況。もはや、給料が勝手に増えていくような時代でもありません。にも関わらず、副業は禁止されているので、他の手段で稼ぐことはできません。加えて、定年は60才→65才→70才→75才と伸び続けていくことが予想されていて、極めつけは、退職金は今の支給水準よりも減ってしまうことがほぼ確実…。こんなにも、一生懸命がんばっているのに…。

正直な気持ちとして、仕事で充実を感じることができず、将来に期待することができなかったのです。

時間的な制約も大きかったです。通勤に片道30分くらい、往復で1時間かかり、勤務中は8時間も拘束され、部署によっては繁忙期の残業は避けられません。仕事関係の飲み会なんかあったら、飲んでいる時はそりゃ若干は楽しいのですが、時間とお金を失い、体調も崩してしまいます。万が一の地震や水害等が起こってしまえば、自分と家族を犠牲にしてでも、市民対応を最優先しなければならない立場です。月に100時間近い残業が3~4か月続いて、体調を崩しかけたこともありました。

時間 = 人生 そのものです。

自分の時間をどう使うのか、他人に決められてしまう感じがするのはとても苦しいです。自分の意思で使い方を決めたいものです。

退職して独立してからは、どうでしょう。仕事は、自分自身で選んで自分でやろうと決めたことですので、「仕事をやらされている感」がまったくありません。自己決定権を取り戻して、満足度が非常に高まりました。

もうこの一点だけでも、とてつもなく大きな精神的な自由を得られた実感があります。ただ、自分ですべてやらざるを得ないので、誰のせいにもできない、という責任も伴います。自分でできないところは、その業務が得意な人に頼る、という方法もうまく使いながら。

時間的な制約も、ほぼなくなりました。自宅兼事務所なので、まず通勤する必要がありません。段取りよく仕事を組めば、大体のことは午前中で片付いてしまい、週によっては3~4日くらいは仕事の予定がなく、自由に過ごせるのです。好きな読書やゲームをやり放題です。平日でも気が向いたら、温泉に行ってリフレッシュすることもできちゃいます。平日なら空いていることも多いですしね。

ただ、クライアントの都合で急な仕事が入る、ということはあり得ますが、それも年に1回あるか、ないかくらいの頻度です。これまでの経験から、急用のパターンもある程度推測できますので、予め備えておくこともできます。

あとは、経済的な自由の達成が当面の目標ですね。仕事をしてもいいし、しなくても良い、という自由な状態を目指しています。そのためには、支出を最小化し、収入を最大化し、生活を維持したうえで、有益な投資商品を購入していきます。

有益な投資商品とは、長い歴史があって法律が整備されていて、高い手数料をぼったくられずに、年3~5%程度の適正な配当の見込みがある株式、またはETF(Exchange Traded Fund、上場投資信託)です。ただし、SBI証券等のネットで、ほぼ手数料がゼロの商品を選択しましょう。銀行や証券会社の窓口に行って相談してしまっては、高い手数料を取られて手数料貧乏になってしまうだけです。

また、「10%以上の高配当!」等の怪しい文句や、FXやビットコイン等は、要注意です。「これは投資ではなくギャンブルだ。」と自分で理解してやっているのなら止めはしませんが、まず間違いなく、大切なお金を失うだけの結果になるでしょう。

有益な投資商品を買い続けていれば、今の仕事を楽しみながら、10年後くらいには経済的な自由も達成できそうかな~、とシミュレーションしています。ただ、近年の物価高や円安の影響、AI発展による社会変革、さまざまなことが起こるのが当たり前です。その時その時に応じて、シミュレーションをし直して、必要な対策と行動を取る必要はあります。

「これが唯一絶対の正解!」「これだけしとけば楽勝!」そのような謳い文句があったら、それも詐欺かもしれません。いつ何時も、自分の頭で考えて、自分で判断・行動することが大切です。自分の人生を一番大切に考えることができるのは、自分しかいませんから。皆さん、守る力を高めましょう。

AI

さて、いきなり話は変わりますが、本記事のアイキャッチのイラストは、Microsoft Bingのimage Creatorを使ってみようと思いたち、「イラスト 人生 原点」と入力して、ぶっつけ本番で初めて作ってみたやつです。

上半期の反省点で「AIに触れていく」と書きましたからね、少しでも実行せねば。

AIを上手く使いこなすには、プロンプトと言われる「AIへの指示文」がうまくなる必要があるようです。例えて言うなら、グーグル検索で目的のものを見つけるために、上手な検索ワードを複数入力するようなものです。

そして今の私の現状は、GIGO ガーベジイン・ガーベジアウトの状態です。

※ 用語解説: 機械学習における“Garbage In,Garbage Out”(ゴミを入れたら、ゴミが出てくる)とは、品質の悪い不完全なデータを入力したり品質の悪い特徴量を作成したりすると、品質の悪い不完全な機械学習済みモデルが出力される、という格言。

今回、私の入力したプロンプトがゴミだったので、AIもそれなりのものしか出力してこないわけか。もっと的確なプロンプトを入力できれば、もっと良いイメージにあったイラストの候補が上がってくる、ということだなー。もっと精進しよう。

ま、初めてはこんなもんでしょ。遊びながら使いこなせるように、いわゆる「習うより慣れろ」の気持ちで、常にそばにあるものとして、普段から使うようにして、そのうち上手に扱えるようになりたいものです。

「AI2041」という、最新の知見に基づいて20年後の未来を描いた短編小説集を買いました。(カイフー・リー、チェン・チウファン 著、文芸春秋 発行、2,700円+税) まだ全て読んではいませんが、良いことも悪いことも含め、「こんな未来が訪れるかも知れない。」と、想像の羽根を羽ばたかせるのも楽しいものです。

猫みたいに生きる

猫が大好きです。 猫のように、自由に気ままに生きていきたい。

眠い時に寝て、食べたい時に狩り(仕事)をする。

行きたい場所を散歩して、ナワバリをパトロール。 必要がなければ、無用なケンカはしない。

猫は気ままに生きているように見えますが、実は常に全力で生きています。

生きるために必要な狩り。 でも、狩りの成功率は、たったの10%。

10回のうち、9回も失敗してしまいます。 だから、いちいち落ち込んでなんかいられない。

猫は気分の切り替えがとっても上手。 あくび、毛づくろい、爪とぎ。

これを転位行動と言います。 次の瞬間にはもう「今、目の前の狩り」に集中しています。

そんな切り替えの速さも、猫の魅力。 見習いたいものです。

人それぞれ

いろいろと想いを書いてみましたが、人それぞれに想いがあり、それぞれが一生懸命、生活をしていますので、それに対して意見したり、否定するようなものではありません。

他人の考えや行動を変えることは、決してできませんからね。それは、家族や友人等の自分に近しい関係の人であっても、です。

変えることができるのは、自分の考えや行動だけです。あくまで「自分はこういう風に考えて行動しています。」というだけのことですので、「ほ~ん。」くらいに思ってくれれば幸いです。

ホントにとりとめもないことをダラダラと書いてしまいました。

最後までお読みいただきありがとうございました~。

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