石丸伸二 西田亮介 【日本再生の道】 編集者 箕輪厚介 幻冬舎新書 1,080円
発売日に即買い、全285ページ読み終わりました。
なぜ、私は石丸伸二さんに関心があるのか。
「自分がやりたいこと(=政治改革=政治屋の一掃)の仕組み作りをしているだけ。」
「利他ではなく単純な利己。」
「私に期待なんかしないでください。」
と、ご本人は言う。
わかりました、期待はしません。
でも、興味は尽きないんですよね。
石丸伸二さんがやりたいことの展開と結果を、今後も見届けたい。
「コスパ重視。」
今あるルールはそのままに、自分にできることをやる。
できないことをやろうとすると、膨大なエネルギーが必要で、かつ、不毛な時間を浪費する。
今まで他の人がやったことのある手法を真似る。
先人がやってきた政治改革の失敗した点を分析したうえで。
真似るは、学び。
「貸し借りなし。しがらみなし。」
自分の裁量権を他人に譲らない。
自分のやりたいことの邪魔になるでしょうからね。
「公教育に投資する。」
極論を言えば、私たち40代以上は、もう捨て石となりましょう。
これからのために、10代を育てましょう。
今の日本は、もうそのくらいにまで追い込まれていると思う。
全日本人のうち95%くらいは、現状認識が誤っているかもしれない。
「まだ、今のままで大丈夫でしょ。」と思っているか、
もうすぐそこにある限界に、気づけていない。
そう「危機感」が足りない。

(幽遊白書より 戸愚呂弟)
「清濁併せ飲む。」
悪いことをやっちゃうのもしょうがない時がある、という意味ではない。
全部、自分のエネルギーにしてやるんだ、って気概なんだ、と。
私の好きなMr.Childrenの曲「友とコーヒーと嘘と胃袋」が、頭をよぎった。
「あぁ、ボクの胃袋よ、もっと強靭たれ、もっと貪欲たれ」
「何だって飲み込んで、何だって消化して、筋肉に換えてしまおう」
私の大学時代に、落ち込みがちだった気分を支えてくれた歌詞。
良いことも悪いことも、あらゆる知識と経験は、自分を形作ってくれる。
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