む題24

石丸伸二 西田亮介 【日本再生の道】 編集者 箕輪厚介 幻冬舎新書 1,080円

発売日に即買い、全285ページ読み終わりました。

なぜ、私は石丸伸二さんに関心があるのか。

「自分がやりたいこと(=政治改革=政治屋の一掃)の仕組み作りをしているだけ。」

「利他ではなく単純な利己。」

「私に期待なんかしないでください。」

と、ご本人は言う。

わかりました、期待はしません。

でも、興味は尽きないんですよね。

石丸伸二さんがやりたいことの展開と結果を、今後も見届けたい。

「コスパ重視。」

今あるルールはそのままに、自分にできることをやる。

できないことをやろうとすると、膨大なエネルギーが必要で、かつ、不毛な時間を浪費する。

今まで他の人がやったことのある手法を真似る。

先人がやってきた政治改革の失敗した点を分析したうえで。

真似るは、学び。

「貸し借りなし。しがらみなし。」

自分の裁量権を他人に譲らない。

自分のやりたいことの邪魔になるでしょうからね。

「公教育に投資する。」

極論を言えば、私たち40代以上は、もう捨て石となりましょう。

これからのために、10代を育てましょう。

今の日本は、もうそのくらいにまで追い込まれていると思う。

全日本人のうち95%くらいは、現状認識が誤っているかもしれない。

「まだ、今のままで大丈夫でしょ。」と思っているか、

もうすぐそこにある限界に、気づけていない。

そう「危機感」が足りない。

(幽遊白書より 戸愚呂弟)

「清濁併せ飲む。」

悪いことをやっちゃうのもしょうがない時がある、という意味ではない。

全部、自分のエネルギーにしてやるんだ、って気概なんだ、と。

私の好きなMr.Childrenの曲「友とコーヒーと嘘と胃袋」が、頭をよぎった。

「あぁ、ボクの胃袋よ、もっと強靭たれ、もっと貪欲たれ」

「何だって飲み込んで、何だって消化して、筋肉に換えてしまおう」

私の大学時代に、落ち込みがちだった気分を支えてくれた歌詞。

良いことも悪いことも、あらゆる知識と経験は、自分を形作ってくれる。

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