当ブログでは、たびたび「健康が第一」と書いておりますが、昨日(8月8日)に大腸検査を受けてきましたので、そのお話を少々。
6月中旬に年に1回の人間ドックを受けて、7月中旬にその検査結果が届きました。
ほぼ全ての項目はA(異常なし)だったのですが、一つだけE(要精密検査)が付いている…。
きれいな話題でなくて申し訳ないですが、人間ドック前に2日間分の採便をしており、そのうち1日分に「便潜血」があったのです。
ショックだわ~、今まで精検なんてなかったのに。まぁ、いつまでも気持ちは中学2年生のつもりでいても、言うて自分も年齢的には44才のおっさんですからね。
ずっと病気やケガなく生きていければ、そりゃ最高ですが、そうも行かない時もあります。生きていれば何かしらの問題は生じるものです。問題があれば解決する、それが人生ってもんです。
偉そうなことを書いていますが、「いや、何かの間違いだろ?」「精密検査したって、ほとんどの人が問題ないんでしょ?」「なんか怖いから1年様子見しようかな(放っておこうかな)。」と、ちょっとだけ考えてしまったことは、秘密です。
でも、「いやいや、ここで精密検査しないんだったら、そもそも人間ドック受ける意味ないやん。」と考え直し、覚悟を決めて、大腸検査の専門家を調べて、地元で実績のある病院に連絡し、検査を予約。
検査3日前の8月5日から食事制限でした。
うどん、おかゆ、食パン、卵、ささみなど、とにかく消化の良いものを食べてください。野菜、きのこ、ナッツ、海苔、ごま、納豆などは、あまり食べないようにして、お酒も控えてください、とのこと。これが結構、大変。おかげさまで、この3日だけで体重が1kg近く落ちました。
好きなものを好きな時に食べられることは、とても幸せなことなんだなぁ、と改めて実感。
そして昨日が検査当日。
朝8時に病院についてから、2時間かけて2リットルもの下剤を飲みました。15分おきに250mlのコップ1杯のペースで、味の薄いポカリスエットのようなものを、ひたすら胃腸に流し込む作業。
初めの1時間は、なかなか便意が来なかったのですが、その後はもう10~20分おきにトイレに行く感じ。なんという苦行でしょうか。やらないにこしたことはないですね(笑)
午後になって、胃腸の中がすっかり空っぽになってから、検査着に着替えて、いよいよカメラです。もう後は、先生と看護師さんにお任せで、自分は指示に従うことしかできません。
検査時間は20分くらいでした。まずは大腸の奥までカメラを通してから、戻ってくるときに病変がないかを詳しく見てもらいました。
すると1か所だけ5mm以下の小さなポリープを発見。事前に同意書にサインしておいたので、その場で切り取ってもらいました。
特に強い痛みはなかったので、良かったです。でも、緊張のせいか、自分では意識していなかったのですが、余計なところ(手足など)に力を入れて踏ん張っていたようで、終わった後に、多少の疲れを感じましたね。
「健康な人でも4~5人に1人はポリープがありますよ。」と事前に説明を受けていたので、「あぁ、やっぱりあったか。」くらいの気持ちでした。
今は、「今後の健康維持のためにも、早めに見つかって切除してもらって良かったな。」と思っています。
一応、日帰り手術扱いになるようで、先生から「術後4~5日間は、激しい運動は控えて、胃腸に負担をかけないように飲食に気を付けてください。」とのこと。「あぁ、もうちょっと食事制限が続くのかぁ。」と少しがっくり。
1日経った今も、たまに、お腹がコロコロ鳴っております。
当たり前ですが、自分の健康資産を維持するために「食事、運動、睡眠、バランスよく」ですね。
10月1日追記 切除したポリープの検査結果は、悪性腫瘍の心配のない「線種」というやつでした。良かった~、結果を聞くまで気持ちが落ち着きませんでした。ホントほっとしました。
コメント
むーさん、こんにちは!
ご無沙汰しております。
便潜血は私も経験済みです。
食事制限きついですよねー。私は便通が良いので、下剤も少なくて済みました。結局2回経験しましたが、できれば避けて通りたい所です。むーさんも早期発見できて良かったですね!ご自愛ください!
そうですか~、すーさんは、経験済みでしたか。
人間は何才になっても初めての経験というものは、あるものですね。緊張したけど良い体験にはなりました。先生も看護師さんも優しい方でしたし。
でも、「大腸検査、大好きっ」って人はなかなかいないでしょうから、できればやりたくはないですよね…。
優しいお言葉でお気遣いまでいただいて、ありがとうございます。